ホテルライクな寝室とthe男の書斎

洗練されたインテリアがお好きなご夫婦。お二人とも、旅行先でご覧になったホテルの設えが気に入られて、寝室はそのようにされたいとのご希望。

一方、ご主人の書斎は、それとは全く異なるテイストで、RC打ち放しと黒のアイアンを用いたいわゆる「男の書斎」風インテリアをご希望でした。

寝室ーヘッドボードの間接照明で寛ぎの灯溜まりをつくる

眠る場所はむしろ暗いほうがよい。光が直接目に入らないように、見たいものだけを照らす間接照明がよい。三角の壁の形を生かしてヘッドボードを納め、壁を照らすLED照明を仕込みました。ヘッドボードはオーク材の突板を使用して、美しく。

ヘッドボードの灯をつけたところ 壁際を照らすので、まぶしくない。
壁は無機質系クロスで凹凸が美しい陰影を描きます。昼も夜も美しいものをお選びいただきました。
寝室 After
寝室 Before

寝室 ベッドの足元側、ドアからすぐの場所に、クローゼットを増設しました。

書斎ー木×コンクリート×アイアン+アクセントカラー

ご主人のお好みは、RC打ち放しの壁・天井に鉄と木のイメージでしたが、お好きな青系のアクセント壁をどこかに使いたいということでした。

ワークデスクは、隣ビルが目の前にある窓前ではなく、長い壁に面して設置しました。1.6mの広々カウンターです。ちょっと一服も窓を開けて、眺望の良い景色を斜めに眺めながらとなります。

エアコン室外機置場に出る窓につなげて、デスクカウンターを設置しました。向かって右奥はWICとしました。
書斎 After 
大きな梁には敢えてPコン穴柄のクロスを、天井クロスは濃灰色、壁はグレー、デスク正面はご主人の一番好きな色を選んでいただきました。

書斎 Before
スイッチ・コンセントは、艶消しの黒、Panasonic/SO-styleシリーズです。
窓に面したWIC。遮光カーテンが必要です。部屋の入口からは丸見えにならないようにしています。
大掛かりな間取り変更ではなく、WICの設置と内装・家具・照明で全体の雰囲気が変わりました。

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